緑内障を疑われた際に、どんな診療・検査をするか。それは緑内障の程度によって変わります。

まず全般的な眼の検査を行い、眼圧や眼底検査など緑内障に関連する項目に全く異常がなければ、この時点で緑内障ではないと判断をします。費用は初診料を含めた一般検査で7300~8500円くらい。自己負担金は保険証によって1割負担ならば800円くらい、3割負担ならば2400円くらいです。

この検査の結果、高眼圧や視神経乳頭陥凹の拡大など、緑内障のリスクファクターが見つかると、OCT検査を追加します。これで異常がなければ、多くの場合検査は終了です。ただし、将来緑内障に発展する可能性の高い方は、1年に1回か2回の経過観察をお勧めすることがあります。OCT検査料は2650円で、その1割から3割が追加の自己負担金になります。

さらにOCT検査の結果で緑内障が疑われると、視野検査を追加して診断が確定した場合には、長期の治療計画を立てることになります。また、視野検査に異常がでない時は、非常に初期の緑内障を疑い、眼圧や家族歴など様々な要因を考慮して、治療を始めるか、半年毎くらいの経過観察を行うか、個別の判断を行います。

視野検査の費用2900円が加わると、診療費はおよそ13,000~14,000円くらい。3割負担の方は3,900~4,200円が初診時の自己負担金になります。

ただし、これらの検査は時間がかかるので、初診の日に全てを行うのではなく、2ないし3回に分けて行うのが普通です。(2020.4.9)